長野支店伊那営業所 保安課 技師
私の父が電気分野の保安業務に従事していたことから、当協会の業務内容についてはある程度の理解がありました。特に、第三種電気主任技術者の資格を取得し、技術者として成長していける環境に魅力を感じて入会しました。しかし、実際に資格を取るのは簡単ではなく、入会4年目で全科目合格しました。この間、若手を指導する先輩から継続的にサポートを受け、大いに助けられました。
最近になり、保安担当者としてお客さまを担当するようになりました。現在は、月次点検に一人で訪問し顧客対応を学ぶ一方、複数人で行う年次点検の調整など、新たな課題に挑戦する日々を送っています。
私たちの担当エリアは自然豊かで、スキー場など多くの観光施設が点在しています。その中には、中央アルプス・駒ケ岳の標高約2600m地点まで運行するロープウェイも含まれます。ロープウェイ乗り場はマイカー規制地区に指定されており、一般の観光客は車でのアクセスができませんが、当協会では車両を使用して規制地区内に入り、電気設備の点検を行っています。こうした地域の代表的な観光施設の安心・安全な運用に貢献していることに、大きなやりがいを感じます。
また、水力発電所の内部や、様々な工場や事業所の内部に立ち入る機会も多く、一般の人が立ち入ることのできない現場を見ることができるのも、この仕事の魅力の一つです。現場で機械や装置を見ても、その機能や役割がすぐには理解できないことも多いため、私は事前に顧客の事業内容や設備について可能な限り調査を行うように心がけています。
保安担当者としてデビューしたばかりですが、コミュニケーションの重要性を強く感じています。あるお客さまに点検内容を説明した際、専門用語を使用したために十分に理解していただけなかった経験があります。この経験から常に相手の立場に立った対応に心がけ、以降はできるだけ分かりやすい言葉で説明するよう努めています。
また、お客さまの困りごとに対応することも私たちの重要な役割です。「機器を交換したい」「新しい設備を入れたい」といった要望に対し、電気のプロフェッショナルとして最適な提案を行うよう心がけています。
今後も経験を重ね、技術やノウハウを吸収し、お客さまに安心と満足を提供できる存在を目指していきたいと考えています。