岡崎支店刈谷営業所 保安課 技師
就職の際、電気の専門知識を活かせる仕事を希望したところ、進路指導の先生から当協会を紹介されました。仕事内容の説明を受け、様々な現場での電気の点検や検査、お客さまの対応に興味を持ち、ルーティンワークではなく変化に富んだ仕事である点に魅力を感じ入会を決意しました。
入会前はあまり体力を使う仕事のイメージがありませんでしたが、実際には重い機材を運んだり電柱に登ったりするなど、体力を要する仕事も多く不安を感じました。しかし、高校時代に運動部で活動していたため、すぐに慣れることができました。また、休日の業務があることも意外でしたが、代休制度が整っていることや、給与および福利厚生が充実していることに満足しています。入会から1年半で第三種電気主任技術者の資格を取得し、入会5年目には保安担当者としてお客さまを担当するようになりました。
入会から6年目を迎え、現在は後輩も増え、営業所で若手の指導も行っています。指導内容は、これまで私が先輩や上司から受けたサポートを参考にしています。後輩が分からないことを気軽に何度でも質問できる雰囲気作りや、上司と後輩の橋渡し役として相互の意思疎通をサポートするなど、営業所のムードメーカーとしても貢献しています。
仕事においてやりがいを感じるのは、お客さまから感謝の言葉をいただいた時や、自分の知識や技術力の向上を実感した時です。また、入会5年目に結婚し、現在は妻と二人暮らしです。仕事を終えて帰宅し、妻から「今日もお疲れ様」と声をかけてもらうことで、疲れが吹き飛びます。このねぎらいの言葉が、私の仕事へのモチベーションとなっています。
経験を重ねる中で、営業所内で期待される役割が次第に明確になってきました。若手のリーダーとしてチームに貢献するため、まずは無停電作業の責任者になることを目標としています。また、家庭を持ち将来は大家族を築きたいという夢があるため、早期に主任やチームリーダーに昇進し、給与面での向上も目指しています。
そのために意識しているのは、新しいことへの挑戦です。経験がないことでも、上司から「やってみるか」と声をかけてもらった際には積極的に取り組むようにしています。以前、職場の整理・整頓を促進する「5S活動」のプロジェクトを任された際には、初めてのことで戸惑いながらも周囲の協力を得て実践し、それなりの評価を得ることができました。この経験は、自信を持つきっかけとなりました。
どんな仕事でも最初は不安を感じるものです。私も入会直後は、「かなり体力のいる仕事だな」と不安になりました。また、保安担当者に任命されたときも、一人でお客さまの対応をすることに不安を覚えました。しかし、実際に業務をこなしてみると、周囲のサポートもあり心配は杞憂に終わりました。さらに、保安担当者は自分でスケジュールを組み立てることができ、希望の日に休みを取るなど柔軟な働き方ができる点も当協会の魅力です。
